イクラに大行列、紅葉見ながら鮭三昧
五十嵐川鮭まつり、道の駅漢学の里にぎわう
 「五十嵐川鮭まつり」が11月18日、新潟県の道の駅漢学の里しただで開催され、来場者は、イクラやサケの味 漬け、燻製、朝捕獲されたばかりのサケのつかみ取り、子持ちアユの塩焼きなど川がもたらした恵みを味わったり、買い求めるなどしていた。

 五十嵐川漁業協同組合(飯塚喜一組合長)の主催。五十嵐川に帰ってきたサケから採ったばかりの新鮮なイクラが1パック1000円と市価に比べて格安で、午前10時の販売開始を前に「8時45分頃から並んだ」という人もおり、9時過ぎには道の駅の直売所を取り囲むように行列ができて、11時までには品切れとなった。

 サケのつかみ取りでは、渡瀬橋上流の一括採捕場から会場まで生きたサケを直送した。中には体長80センチメートルに迫ろうかという大型もおり、いけすに放たれた後も水しぶきを上げて泳ぎ回るイキのよさ。オスが大半だったが、1回500円で、卵を持ったメスを捕まえられれば「大あたり」とあって参加者も真剣。

 軍手をはめた参加者は水しぶきや暴れるサケにひるみながらも、見事に捕まえると満足そうな表情を浮かべ、「正月用にさばくのをがんばってみよう」と話す男性や、「塩焼き、味 漬け、ちゃんちゃん焼、シチュー」と次々に料理名を思い浮かべている人もいた。

 同漁協によると、五十嵐川へのサケの遡上は例年よりも少ない印象で、砂利で産卵床を作るためサケが砂利の少ない上流部よりも、下流部に留まる傾向にあることなどから捕獲数も芳しくない。今後、遡上のピークを迎えるが今冬もイクラは貴重品と言えそうだ。               (外山)



 2018年11月19日本紙掲載