ソーシャルコミュニティーバー≠ノモデルチェンジ
加茂市旭町、Bar Hero,s
 新潟県加茂市旭町、Bar Hero,s(バーヒーローズ・田中洋志さん経営)はこのほど、店舗を一部改装。大人の雰囲気漂うオーセンティックバーから、多世代が集って交流する「ソーシャルコミュニティーバー」にモデルチェンジした。4月から新潟経営大学観光経営学部に通う現役大学生でもある田中さんは、「これまでのお客さんと学生たちをつなぐ、ハブのような役割ができれば」と話す。

 田中さんは、加茂市生まれの44歳。20歳からバーテンダーの道に進み、2000年に同店をオープン。2016年には一般社団法人日本バーテンダー協会のベスト・バーテンダー賞を受賞するなど、第一線で活躍している。

 バーテンダーとしてはもとより、加茂商工会議所青年部やNPO法人まちづくり学校などで地域とつながり、まちづくりのための活動もしており、新潟経営大学と連携することもあった。「そうやってまちづくり絡みのことをやっていく中で、『もっと学びたい』という意欲が強くなった」と田中さん。現在、昼は学生、夜はバーの店主という二足のわらじで日々を送っており、「学校では、親子に近いくらい年の離れた若者たちと過ごしています。刺激的ですね」と、笑みを浮かべる。

 そのような中で、より地域に開けたバーにしたいと、このたびモデルチェンジを図った。「従来と比べて大きく変わったのが、システム。お通しと席料をなくしました。生ビールとハイボールは、ワンコイン(500円)でお出ししています」。店内でAMEYA AISU(アメヤアイス)のアイス、イラストレーター・neziさんが手がけたアイシングクッキーを販売するなど、地元事業者との連携も進めている。また、店舗外には掲示板を設け、地域のイベントや行事などの情報を紹介している。

 店内はカウンター10席、テーブル席3席で、内装に工夫を凝らした。テーブル席にはすぐそばに黒板を設置し、テーブルもチョークで文字が書けるものを選んだ。学校の教室をほうふつとさせる、遊び心のある空間に仕上げた。各種セミナーやミーティング、ワークショップの場にもなっており、「人と人とのかけはしになりたい」と田中さん。

 営業時間は午後8時から午前2時まで。不定休。

 問い合わせは同店(рO256・53・8921)へ。                 (山口)



 2018年11月21日本紙掲載
店主・田中さん、今春から新潟経営大生に