包丁研ぎは今年も行列、じばさんフェアもにぎわい
燕三条じばさん年末フェア2018
 燕三条じばさん年末フェアが12月1日、新潟県の燕三条地場産業振興センターで開催された。

 メーカーの直販、職人による実演、匠の技の体験に加え、全国各地の特産品が大集合の全国じばさんフェア、県内外のご当地グルメ、カントリークラフトフェスタなど、盛りだくさんの内容。1日は朝から雨の降るあいにくの天候だったが、関係なく午前中から駐車場が満車、周辺の道路にもあふれるほどの多くの来場があった。

 燕三条のメーカー22社による直販コーナーでは、テレビなどで取り上げられたキッチン用品が人気で、目の前で実演、実際に使ってもらうなどして、商品の魅力をPR。ユーザーとメーカーとの交流の場にもなっていて、あるメーカーは「あすは趣向を変えようか」と、さらに来場者の注目を集めるための作戦も練っていた。

 職人による実演は、鍛冶職人による包丁研ぎと木工職人によるまな板削り。年末年始を前に、使い込んだ包丁の切れ味を復活させようと、包丁研ぎには開始直後から、多目的ホールの左奥のブースから入口までの行列ができ、その後も続々と包丁を手に来場者が並び、開始から1時間以上が経過しても、行列はなくならず、職人は休む暇もなくグラインダーに向かい、手際良く仕上げていった。

 
 
 匠の技の体験コーナーも人気で、にぎわう会場内を横目に、黙々とビアカップの鎚目入れに挑戦する参加者もいた。体験はほかに、スプーン磨き、銅製小皿づくりがあり、豪華賞品の釘打ちコンテスト、鉋削りコンテストも行われた。

 全国じばさんフェアは、北は青森から南は鹿児島までの20地場産センターが集まった。燕三条地場産センターを含めれば、21地場産センターの特産品がそろっている。人気だったのは、「夢ごこちフェイスタオル」を持ってきた今治地場産センターで、ほかにも、遠方の特産品が近くで買えるとあって、大勢の人でにぎわっていた。

 クラフトの販売だけでなく、コットンボールの雪だるま作り、ペーパークラフトクリスマスカード作り、パイン材の子供用スマホ作りと、これからの季節にもピッタリな商品、ワークショップがそろったカントリークラフトフェスタにも多くの人が詰め掛け、なじみの来場者と談笑する姿もあちこちで見られた。

 ゆる似顔絵やさん、バルーンアート、スラックラインの体験の「家族でわいわいコーナー」は、小さな子ども連れを中心に人気で、近くには、下町ロケットの段ボールトラクターもあり、佃製作所のユニフォームを着て記念撮影する行列もできていた。

 先着100人への山形県南陽市のいも煮のふるまい鍋は、開場前から行列ができ、整理券配布の午前9時30分にはすでに100人に達するほどだった。

 また、1日は燕三条エフエムラヂオは〜との人気番組「燕三条系さとちん電波」の公開生放送が、多目的ホール2階を使って行われた。時間には多くのリスナーが駆け付け、さとちんさんは2階を飛び出して1階のイベントを取材するなど、いつも以上の盛り上がりを見せていた。           (石山)



 2018年12月02日本紙掲載