反響大きく、趣向凝らした店続々
分水商工会チャレンジショップ12月16日まで
 新潟県の分水商工会(高野文男会長)は、12月16日(日)まで、燕市地蔵堂本町二、旧コスギ洋品店の空き店舗を利用して、日替わりで希望者がお店を開けるチャレンジショップを実施しており、地域住民の関心を集めている。

 同商工会の伴走型小規模事業所支援事業の一環として、地域の中心市街地の活性化を目的に取り組んでいるもので、期間中は地域の商店や事業所のほか、福祉作業所やNPO、大学生などが出店し、ハンドメイド品の販売やワークショップなど趣向を凝らしたお店を経営している。

 
 
 4日は、本業のかたわら「Mt.Paddy Field」として、シーズン限定でお弁当などを製造販売している山田佳恵さん、山田直子さんの2人が、市内で大型ロケが行われたTBSのドラマ「下町ロケット」で俳優やスタッフにも提供したロケ弁を販売した。

 燕三条フィルムコミッションの要請を受けて2人が製造したお弁当は地元食材にこだわったもので、紫黒米のいなりずしがトレードマークのおにぎりメーンの弁当。「より多くの人に食べてもらえれば」と、同チャレンジショップを利用して定期市の日に、1日30食限定で販売している。人気も高く、午前10時の開店と同時に「前から気になっていた」というお客さんの姿も見られた。

 また、この日は、同商工会加盟7店の割烹料理店が2月末まで各店で提供している、分水の地酒「えちご雪つばめ」を醸造する蔵元の酒粕を使った鍋料理「分水吟醸白鍋」の数量限定試食会を実施していた。塩ベースのあっさりとした鍋を堪能したあとに酒粕を投入、さらに最後には柚子胡椒を加えることで3つの味が楽しめる工夫を凝らした鍋で、午前中には、チャレンジショップには酒粕の良い香りが漂っていた。

 今回、チャレンジショップを担当した同商工会の平出伸理事は、「思った以上に反響があるので、また続けていければ。出店を希望される方もたくさんいて驚きました」と手応えを語っていた。       (細山)


 2018年12月05日本紙掲載