来場者数前回超える、アンケート結果も上々
燕三条トレードショウ2018
 新潟県の燕三条トレードショウ実行委員会は、12月7日午後4時から燕商工会議所で第5回委員会を開き、10月3日と4日の2日間、燕三条地場産センターで開かれた地場の展示会「燕三条トレードショウ2018」の実施報告書の内容を踏まえた意見交換を行った。

 同展示会は、地場メーカー主体の「燕三条ものづくりメッセ」の成功を受け、「卸にも脚光を」とスタートしたもので今回で3回目。今回は過去最高となる145社が参加し、海外からも引き合いがあり、燕三条地域でも多くの企業が関わるハンドドリップ用のコーヒーツールに焦点を当てた特集企画も設けた。

 来場者は昨年度の3750人を上回る3856人だった。また、昨年に引き続き、ジェトロ新潟の協力で海外バイヤーのほか、海外向けに商品を卸す国内商社のバイヤーを招待した。

 また、決算も概算で示され、収入は予算から14万6452円減の2859万8548円。支出は予算から331万664円減の2543万4336円。差額の316万4212円を次年度への繰越金とした。

 また来場者アンケートの結果も示され、県外来場者については関東圏からの来場が57%だったほか、51%が卸・小売業だった。

 広告効果については取引先からの案内と主催者からの招待状で合わせて74%を占めた一方、今年度力を入れた首都圏の各公共交通機関を含む交通広告やweb広告は低調で、大手流通紙にも掲載した新聞広告については回答がなかった。

 満足度については「大変満足」、「満足」、「やや満足」を合わせて94%と高評価で、次回についても「来場する」、「ほぼ来場する」が合わせて73%と手応えを感じさせる結果となった。

 また、出展者アンケートでは、各ブース訪問人数、名刺交換人数が前回を上回っており、目的達成度についても、「大いにあった」、「やや多かった」が合わせて47%、「予定通り」が50%と目標達成にも一定の貢献ができていることがうかがえ、次年度の出展についても前向きが意見が多いが、「出展料が上がらなければ」が32%になり、「割安な出展料の展示会」に対するニーズの大きさがうかがえる結果となった。

 委員からは「間違いなく年々お客さんは増えてきているし、質も上がっている。しかし会社に貢献しているかと言われればまだまだ」、「来た人にはキッチンツールを求めている人が多い印象。もっとキッチンに振ってアピールした方がいいのでは」、「3回出たが、コストと結果が見合っていない状況」、「宣伝費を見直した方がいい」といった意見が挙がった。

 また、実行委員長の田野隆夫燕商工会議所会頭は、アンケートの結果から出展者数や出展内容への不満が多かったことから「出展者が少ないと感じる人が多いが、それでもすばらしいアンケートの結果が出ている。できるだけ両商工会議所で、出ていただけそうな方に対して、この報告書を持っていって、ぜひ出展を考えてもらうことが一番のポイントだろう」として、来年度のさらなる盛り上がりに期待した。      (細山)



 2018年12月09日本紙掲載