障害者雇用知ることから、エコー金属見学
障害者のはたらく職場見学会
 
 
 
 ハローワーク巻とハローワーク三条共催の「障害者のはたらく見学会」が、12月12日午後1時30分から開かれ、5人の障害者を雇用する新潟県燕市小中川、エコー金属鰍見学し、その後、障害者雇用推進セミナーが燕三条地場産業振興センターで行われた。

 今年4月から、民間企業の法定雇用率が2・0%から2・2%に引き上げられたこともあり、また、人手不足が常態化している状況で、「企業において障害者が大きな戦力として活躍している現場を見学することにより、障害者雇用に必要なノウハウを共有し、今後の障害者雇用の取り組みの契機に」と開催したもの。この日は、12社から15人が参加したほか、就労移行支援施設から9人、ハローワークから8人の32人が参加した。

 ハローワーク巻の小田島誠所長は、「障害者雇用には、まずは障害者を知ることから。雇用していない企業には、障害者に対して悪いイメージを持っているところもあるが、実態はそうではなく、ちょっとした配慮さえあれば、健常者と変わらない仕事ができるということをよく知って頂きたい」と、この日の取り組みについて話した。

 この日見学したエコー金属の従業員数は127人で、法定雇用率は3人の雇用で達成するが、それを超える5人を雇用している。田野隆夫社長は、この日の見学会で、雇用している障害者が重度ではないと前置きした上で、「特別扱いはしないと最初から申し上げている。最初は、健常者よりも多少(仕事は)遅いが、慣れてくると作業の内容は変わらなくなる」と、直属の上司に対して気に掛けるよう伝えているというが、それ以外では、特別な配慮は行っていないと参加者に説明し、社内を案内した。

 参加した事業所の担当者は、「うちの会社でも、法定雇用率は達成していますが、さらに障害者の方への支援や指導の仕方を学べればと思って参加しました。できている部分もあるとは思っていますが、もっといい方法がないかと思っています」と、田野社長の説明に耳を傾け、働いている様子を熱心に眺めていた。              (石山)



 2018年12月13日本紙掲載