冬本番、ポイント抑え賢く
コロナが教える暖房機器の効果的な使い方
 冬本番、これから、ますます寒さが厳しくなっていく中で欠かせないのが暖房機器。暖房機器メーカーの新潟県三条市東新保、潟Rロナ(小林一芳社長)によると、いくつかのポイントを抑えることで、より効果的に使えるのだという。

 性能も向上し、県内でもエアコンのみで冬を過ごす家庭も増えてきているが、エアコンの使用時のポイントと言えば、やはりエアフィルターを掃除すること。夏に冷房として使ったエアコンは、フィルターにホコリが堆積していることが多く、目詰まりすると冷暖房能力を弱め、電気のムダが発生する。オススメは2週間に1回程度の手入れ。また、室外機も周辺に物を置いて吸込口、吹出口をふさぐと、熱交換するための空気が流れにくくなり、性能が低下するので、室外機周辺に物がないかも確認すること。日中はカーテンやブラインドを開けて日光を入れて、夜間はカーテンやブラインドを閉めることで熱のもれを防ぐことも効果がある。

 また、風向調節、風量設定を上手に使うこともポイント。暖房時、温風は下向きに吹き出すようにすると部屋の温度が均一になりやすく、温かい空気は部屋の上にたまりやすいので、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させるのも効果的。風量設定は、運転開始時に「弱風」、「微風」で運転すると、設定温度に達するまでに時間がかかり、電気をムダに消費する場合があるので、運転状態に合わせてもっとも適当な風量設定ができる「自動運転」がオススメ。

 石油ファンヒーターは窓の下や壁面に設置するのが効果的。外気に接する窓の下や壁面に置くと、冷気がファンヒーターで暖められ、温風として対流する。この対流を妨げないのもポイントで、温風吹出口の前に障害物があると、部屋の温度にムラができるだけでなく、本体の温度が上昇して危険なので、吹出口の前に空間を広く取れる場所を選ぶこと。

 運転開始からの立ち上がりが早く、足元から暖まる石油ファンヒーターを、エアコンの補助暖房として使用するケースも増えてきている。エアコンと併用することで、効率よく部屋を暖めることができるが、換気が不十分な場合は酸素不足により不完全燃焼となることがあるため、こまめに換気をすることが大切。また、エアコンの風が直接当たる場所に石油ファンヒーターを置いておくと、やはり不完全燃焼の原因になることがある。
                                               (石山)



 2018年12月16日本紙掲載