友好条約40周年、放鳥10周年の節目にに
孫大剛総領事にCD、折り紙トキ等寄贈周年の節目に
 折り紙トキやオリジナル楽曲の普及に取り組む「日本国・折紙千羽トキの詩(うた)の会」(斉藤利明会長)は12月20日、中華人民共和国駐新潟総領事館を訪問。孫大剛(そん・だいごう)総領事にオリジナルCD「トキのダンス」や折り紙トキなどを寄贈した。

 同会が同総領事館を訪問するのは、2015年11月以来2回目。きのう午前10時ころ、斉藤会長、斉藤敏男幹事長、歌を担当する真利枝さん、中国訳朗読を黄玉萍(ホアン・ユイピン)さんが同領事館を訪れ、孫総領事らと面会。CDと折り紙トキ、長岡市寺泊地域に飛来したトキを撮影した写真を手わたした。

 斉藤会長はあいさつで、「本年は日中平和友好条約締結40周年、佐渡のトキ放鳥10周年という、大きな記念の年。お祝い申し上げます」と喜ぶとともに、「貴・中国関係者の皆様の熱い支援を受けまして、佐渡の野生のトキは6月の放鳥で300羽を超えました。一度は絶滅した日本のトキが、中国の友情の宝として再び佐渡のトキとしてよみがえることができた。さらにうれしいことに、中国から新しいトキが贈られ、誠に温かいご支援に新潟県民はもとより、日本の全国民が喜んでいることでしょう」とし、感謝の意を表すとともに互いの交流、発展を願った。

 寄贈したCDに収録されているのは、さまざまな悩みや苦しみを抱える人を元気づける明るい曲調の「トキのダンス」、トキの生存や日中友好への願いを込めた「トキのララバイ(子守唄)」の日本語版と漢詩朗読版、トキに関するアニメが制作されたときのための「翔べトキよ」の四曲。早速、これらの楽曲をCDラジカセで再生し、孫総領事は興味津津な様子で聞き入っていた。

 続いて、三条市の大谷地和紙と長岡市の小国和紙で作ったという折り紙トキを改めて披露。粘土細工で佐渡ヶ島を表現した土台も併せており、「本当に意義深いものですね」と孫総領事。また、同会では競技用の「飛ぶトキ」で大会も開いており、斉藤会長に続いて孫総領事も折り紙トキを投げて飛ばし、和やかな雰囲気に包まれた。

 孫総領事は、「中国と日本との交流の、1つのシンボルであるトキというものを、多くの国民の皆様に知ってもらうというのは有難い」と、同会の活動に感謝。燕三条地域を訪れた際の感想などを述べた上で、今後の交流について「ぜひとも、これをご縁にしてこれからも」と、笑顔で話していた。     
                                               (山口)


 2018年12月21日本紙掲載
千羽トキの詩の会