雪のない今が見やすく
森町、白鳥の郷公苑
 
 
 新潟県三条市森町、五十嵐川の白鳥飛来地「白鳥の郷公苑」には、今シーズンも多くの白鳥が飛来しており、河原や施設内の観察室内から、その優雅な姿を見学することができる。

 白鳥は、毎年10月中旬から11月上旬ころに飛来し、多い年には400羽が訪れる。日中は周辺の田んぼなどにいることが多いため、朝と夕方に多く見ることができる。県内では下越地方を中心に、平野部の湖沼周辺では冬の風物詩として知られる白鳥だが、山間地の河川への飛来は珍しく、地元でも人気のある鑑賞スポット。

 ことしは昨年より3日遅く10月23日に初飛来し、現在は100羽前後を常時見ることができる。例年より少し数は少なめだが、暖冬のおかげで雪がないためにアクセスは良好で、子どもでも河原に降り易くなっており、休日には市内外から多くの家族連れが訪れ、白鳥への餌やりなどを楽しんでいる。

 12月22日正午ころ、出雲崎町から孫を連れて訪れていた女性は「毎年来ていますが、ことしは雪がないのがありがたい。孫はまだ小さいので、大きな白鳥を怖がっていますが、きっと良い思い出になると思います」と話していた。

 なお、三条市では、鳥インフルエンザ予防のために、白鳥やカモには触れないでほしい、と飛来地の案内板やホームページなどで呼びかけている。
                              (細山)



 2018年12月23日本紙掲載