燕市インターンシップ、これまで400人超
 県外大学からも81人つばめいと中間報告
 新潟県内外の大学生などのインターンシップを通じて、学生と市内企業の交流を進めている燕市のつばめ産学協創スクエア事業を推進するため、市内経済界有志らが2016年11月に立ち上げた公益社団法人つばめいと(山後春信代表理事)は、このほど昨年4月からことし10月までの中間報告書を取りまとめ、期間中のインターンシップ受け入れ人数が400人を超えたことを明らかにした。

 つばめいとは、学生らに学びの場を提供するほか、インターンシップを通じて学生らに職場を公開、地域の活性化を図ると同時に燕市の認知度向上や今後の人材確保などを目的に市を挙げて取り組んでいる同事業を主管しており、今年2月には燕地区の宮町商店街内にインターンシップ用宿泊施設を設け、インターンシップ環境の向上とともに中心市街地の活性化にも貢献している。

 期間中のインターンシップの受け入れ人数は414人で、そのうち同施設の宿泊者数は247人。

 受け入れた大学は県内が10大学で218人。そのうち市が包括的連携協定を締結している新潟大学が最も多く150人に上った。

 また、県外大学は19大学で81人。うち半分以上の11大学が東京都内、埼玉県、神奈川県、千葉県などを含め関東の大学が17大学76人を占めた。多かったのは千葉大学の17人、明治大学の15人、慶応義塾大学の14人の順。また、関東以外では、京都府の京都女子大学が1人、京都大学が4人。

 また海外大学では、カンボジア、ラオス、ベトナム、タイ、フィンランドの5カ国6大学の学生が37人。メコン流域諸国に集中しているのは、市が包括的連携協定を締結している新潟大学の「国際的に活躍できる人材の育成と大学のグローバル展開力強化」を目的とした「メコン諸国と連携した地域協働・ドミトリー型融合教育による理工系人材育成事業」の一環としてインターンシップに参加する学生が多いことによるもの。

 また、インターンシップの受け入れに関わらず同法人が接触した大学は県内と関東圏を中心とした40大学となっている。

 インターンシップの受け入れ企業については50社で、うち三条市の企業が4社。製造業が36社で最も多く、卸売が6社、農業が4社、サービス業が2社、小売が1社、建設業が1社となっている。また、このほかの工場見学などの協力企業は35社だった。 
                                              (細山)


 2018年12月24日本紙掲載