Queen愛、世代を超えて
本寺小路の空き店舗でイベント
 映画「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットで現在脚光を浴びているイギリスの伝説的ロックバンド・Queen(クイーン)の音楽を楽しむ「Queen the House」が、12月22日午後8時から新潟県三条市の本寺小路会館1階(旧スナックまりも)で開かれた。現在は空き店舗となっている同所に、クイーンのファンが世代を超えて集い、盛り上がった。

 イベントを発案したのは、叶z訪田製作所に勤務する水沼樹さん。クイーンのボーカルとして世界的な知名度を持つ故フレディ・マーキュリーの半生を描いた同映画を鑑賞し、感銘を受け、高い音質でクイーンの音楽に浸る機会を設けようと思い立った。

 旧スナックまりもを活用してDJイベントを行う中心市街地拠点施設TREE(ツリー)スタッフの橋本泰平さんと協力し、ファンがクイーンの音楽を聴きながら語り合い、飲食を楽しめるイベントが実現。三条市西本成寺二の「Hasehiro Audio」の高音質スピーカーを利用したほか、クイーンのロゴマークやイギリス国旗、ミラーボールなどで内装にもこだわり、よりクイーンに親しめる空間をつくり上げた。

 また、フレディのコスプレをして来場した人には、ワンドリンクサービスすると周知していたこともあり、思い思いに仮装した来場者も目立った。水沼さんと橋本さんは、白いタンクトップに細身のジーンズ、レザーのアームベルトを着用してフレディになりきって、イベントに臨んだ。

 イベントにはクイーンの全盛期を知る中高年や、フレディの死去後に生まれたような若い世代が一緒になって名曲の数々に聴き入り、会話を弾ませた。クイーンのライブ映像を流すと、フレディや観客の様子に合わせて声を出したり、合いの手を入れたりと、大きな一体感が生まれた。数十年来クイーンのファンだという女性は、「若い人たちと一緒に、こうやってクイーンで盛り上がることができて、楽しいしうれしいです」と、笑顔で話した。

 水沼さんはイベントの盛況に、「音楽は世代を超えるんだと、改めて感じています。映画に、そしてクイーンに、『サンキュー・ビューティフォー』ですね」。        
                                                (山口)


 2018年12月24日本紙掲載