見通しの良い新年を
大口れんこん、出荷最盛期
 新潟県長岡市・旧中之島町の特産品「大口れんこん」の出荷が、最盛期を迎えている。レンコンは、たくさんの穴があいた形が「見通しが良い」と正月の縁起物として用いられることも多く、「レンコンは体にも良いので、味わって食べて正月休みを満喫していただき、また来年から、お仕事を頑張っていただければ」と、JAにいがた南蒲の大口れんこん生産組合の徳坂明仁副組合長。

 
 
 大口れんこんはシャキシャキした歯応えと甘みが持ち味で、全国的な知名度もある。品種は8月中旬から10月末まで出荷される早生品種の「エノモト」と、11月上旬から翌年3月末ころまで出荷される晩成品種の「ダルマ」があり、今シーズンの出荷量は合わせて約1000トンを見込んでいる。

 現在、市場に流通しているダルマは、年末年始を迎えたこの時期が出荷のピーク。同JA管内では約70軒の農家が大口れんこんを生産しており、午前中にハス田から掘り起こし、洗浄、箱詰めを行う日々が続いている。

 徳坂副組合長はことしの生育状況について、「気温が高く、天気の良い日が多かったことしは、レンコン作りには適した環境。品質には問題ありませんし、おいしさがギュッと詰まったレンコンができています」と、太鼓判を押す。

 一般家庭では天ぷらとして調理したり、サラダの具にしたりするのがおすすめの食べ方だと紹介した上で、「やはり、これからはお正月ならではの料理。おせちだったり、新潟を代表する郷土料理の『のっぺい汁』に使っていただければ」と話していた。

 なお、大口れんこんは県内のスーパーマーケットなどが取り扱っており、同JAの農産物直売所ただいまーとでも販売されている。
                          (山口)


 2018年12月27日本紙掲載
JAにいがた南蒲