学問の神様、見比べて親しみ
天神講菓子展、道の駅国上など
  菅原道真公の命日に、道真公や供物をかたどった菓子を供え、学業成就などを願う「天神講」を2月25日(日)に控え、市内の菓子店が作る粉菓子、生菓子、金華糖を集めた天神講菓子展が、1日から新潟県の道の駅国上、岩室温泉のいわむろやで始まった。今年は燕三条地場産センター、JR燕三条駅の燕三条Wing、新潟ふるさと村でも展示やワークショップを行う。

 家庭で道真公の掛軸や像などを飾り、菓子などを供えるのが燕市の天神講で、この時期になると市内の菓子店が天神講菓子を製造して売り出すなど市内に根強く風習が残ることから、燕市などが「越後つばめの天神講」と銘打って内外にアピールしている。

 
 
 
 
道の駅国上の天神講菓子展には市内12業者が菓子、燕市渡部、菅原神社で払い清められた合格祈願米、マスコットキャラクター「道真くん」がデザインされたすべらない軍手、ミチザネコウキャンドルなど約60種類を展示販売しており、「まずは自分で食べるために」と、生菓子や粉菓子を買い求めていく人もいた。

 市内の菓子店が作る天神講菓子は手作りで、同じ店でも1つひとつ表情に違いがあったり、粉菓子や生菓子でも黒あん、白あん、粉などの調合と店による味の違いもある。「1個所で店ごとの違いを見比べたり、気に入ったものを組み合わせることができる。じっくり見て、気に入ったものを見つけてほしい」と道の駅国上ではPRしている。

 各菓子店が天神講菓子を作るための木型を所有しているが、天神講が見直される中で秘蔵の木型を再度利用しはじめたという菓子店もあった。小さくかわいらしい金華糖のセットもあり「大きいものは煮豆などに利用することが多いが、小さいものならば砕いて、金平糖のように食べてもいい」という。

 菅原神社所有の道真公の掛軸も展示している。牛に乗り子どもと遊ぶ姿や、筆をとる姿もあり「天神様」を身近に感じられる。

 売店、直売所は午前10時から午後5時30分まで、月曜定休(祝日は翌日)。
 燕三条地場産センター、燕三条Wingでは3日(土)から25日まで、新潟ふるさと村アピール館では24日(土)、25日に開催する。                    (外山)


 2018年02月02日本紙掲載