売上好調、生産性向上、経費削減も進む
H30年3月期第3四半期決算増収増益
 新潟県三条市東新保、(株)コロナ(小林一芳社長)は2月2日、平成30年3月期第3四半期決算を発表。増収に加え、積極的な生産対応による工場操業度の向上および設備合理化や作業改善による生産性の向上、原価低減活動、全社的な経費削減に取り組んだことで、前年同期比で20%を超える増益となった。

 同第3四半期の連結業績は、売上高が681億1000万円で前年同期比3・4%増、営業利益が40億4400万円で前年同期比23・7%増、経常利益が42億7200万円で前年同期比22・1%増、四半期純利益が30億8600万円で前年同期比22・1%増だった。

 製品種類別の状況は、暖房機器が売上高256億4300万円で前年同期比2・2%増となった。石油ファンヒーターは高機能な上位機種の販売が順調に推移し、寒冷地向けの石油暖房機も前年同期を上回った。また、遠赤外線電気暖房機に操作性と視認性を向上させた新モデルを投入したほか、壁掛型遠赤外線暖房機の積極的な提案を進めた結果、暖房機全体で前年同期を上回った。

 空調・家電機器の売上高は、165億9800万円で前年同期比5・7%増。ルームエアコンは冷暖房タイプの柔軟な生産・供給と冷房専用タイプやウインドタイプなど特色ある商品の重点的な提案を進めたことで、最需要期における販売が好調に推移し、空調・家電機器全体で前年同期を上回った。

 住宅設備機器の売上高は、211億5700万円で前年同期比2・4%増となった。主力商品のエコキュートは業界トップの省エネ性能であるプレミアムタイプが販売をけん引し、他商品との複合提案を進めたことで前年同期を上回った。また、石油給湯器のラインアップを拡充したほか、温水ルームヒーターの買い替え需要の取り込みも好調に進んだ。アクアエア事業における重点商品の多機能加湿装置「ナノフィール」の販売も順調で、住宅設備機器全体で前年同期を上回った。   
                                                (石山)

 2018年02月04日本紙掲載
コロナ