179人が新たに、社会人特待生も7人
新潟経営大学H30年度入学式
 新潟県加茂市希望ヶ丘、新潟経営大学(堀峰生学長)は、4月3日午前10時から、平成30年度入学式を執り行い、1年生および2年次、3年次編入合わせて179人の新入生を迎え入れた。

 今年度の1年生は、165人で、経営情報学部経営情報学科が103人、経営情報学部スポーツマネジメント学科が40人、観光経営学部観光経営学科が20人。1年生の全定員230人に対し、入学したのは165人、全国的な18歳人口の減少や、県内他大学で名称変更により「経営情報学科」が誕生するなど、学生確保の競争が激しくなる中でも前年より1人増となった。

 
 
 学生の増加を後押ししたのが、今年度の新入生から導入された観光経営学部のシニア学生の学費を軽減する社会人特待生制度で、この制度を使って1年生3人、3年次編入で4人の7人が新たに入学した。観光経営学部については、3年間で最多の入学者数となったものの、まだ、定員とはかけ離れており、大学関係者は、「受験生や保護者が、観光というイメージがわかない面があるのでないか。まだ、卒業生がおらず実績が出ていないのも大きいかもしれない」と話していた。

 3日は入学を祝うかのような暖かな春らしい1日で、新入生と同じく、今年度から新たに就任した堀学長は、新入生の入学を許可すると、式辞で、新潟経営大学の歴史を紹介し、「本学は、本年度より新たな教育理念として、自立力、共生力、自己実現力を定め、スタート致しました。改めて地域の支援を受けて設立された、公私協力方式の大学であることにかんがみ、地域創生、地域社会の活性化に貢献するリーダーシップのある人材の育成を大学のミッションとして改革を進めて参ります」と話し、新たな教育理念の下での最初の入学生として新入生に期待し、地域のリーダーとなれるようしっかりと教育していくことを誓った。

 堀学長は、新入生に「皆さんはどのように生きていきたいのか、どのような仕事に就きたいのか、夢や目標はありますか」と投げかけ、「目標のないまま、漫然と大学生活を過ごすと、大学4年間はあっという間に過ぎ去ります。大学では何のために、何を学ぶのかという問いに対し、自ら納得のいく答えを探し求めていく必要があります。3年後には就職活動が始まりますが、自分軸がないまま、就職活動を始めても、納得のいく結果は得られないと思います」と、1年の今から将来を考え、夢や目標をもって大学生活を送ってほしいと求めた。

 大学としても、それを応援するため、個性に応じて潜在能力を引き出し、きめ細かな学生生活、キャリア支援を行う「キャリアチャレンジプログラム」を導入するとして、「本学はマンモス大学とは違い、教員と学生の皆さんとは近い関係にあります。その利点を活用して、学生1人ひとりに対してきめ細かな指導を今まで以上に推進して参ります。皆さんの将来の目標を、教育が皆さんと伴走し、育てていくことで、モチベーションを高め、自立的に学び続けることができる習慣を身に付け、さまざまな体験を通して、人間力を鍛えていく、本学独自の教育メソッドとして充実していきたい」と述べた。

 最後に堀学長は、「自分の中に潜在する可能性を自らつぶさないでください。勇気を持って、自分に対して新しい挑戦の機会を与えて、自分の殻から可能性を引き出してください。そして、新しい自分を発見してください。大学は、自分の可能性を再発見する場でもあります。タマゴをモチーフにした本学のロゴには、その思いが込められています。22歳頃までの貴重な大学の4年間は、一生の中でも、最も潜在的な可能性を見出し、伸ばせる時期です。希望と志を持って未来を切り開いていきましょう」と、新入生にエールを送った。

 新入生を代表して、経営情報学科の桃井統哉さんが「4年間、柔軟な思考力を身に付け、個人個人の目標と夢を実現するため、私たちは日々の努力を怠らず、希望と期待に満ちあふれた大学生活を有意義なものにできるよう努めていくことを誓います」と、入学にあたっての抱負を述べた。

 祝辞は、新潟経営大学を運営する学校法人加茂暁星学園の藤田敏明理事長と、佐藤邦義田上町長が述べた。藤田理事長は「きょう、皆さんは、新たな同級生、先輩、多くの教職員と会うことができました。きょうの出会いは皆さんの人生を左右する大切な機会です」、佐藤町長は「皆さんには、素晴らしい環境の下で、多くのことを学び、物事を深く考え、年齢や国籍を超えた交流を経験しながら、自分自身を立派に築き上げて頂きたい」と、それぞれに新入生を激励した。
(石山)


 2018年04月04日本紙掲載