インダストリアルデザインの第一人者
柳宗里キッチンツールコーナー5月6日まで
 東京オリンピックトーチホルダーや札幌オリンピック聖火台、東名高速道路足柄橋などを手掛けた日本のインダストリアルデザインの第一人者、柳宗理さんがデザインしたキッチンツールの展示販売コーナーが、5月6日(日)まで、新潟県のJR燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」に設置されている。

 燕のメーカーで1974年にステンレス製カトラリーの製造販売を始めてから、その洗練されたデザインと使い勝手のよさで、一流の専門家から一般家庭まで広く愛されている。春の観光シーズンを迎え、多くの帰省客でにぎわうゴールデンウイークに向け、改めてその素晴らしさを県内外に伝えようと開催しているもの。

 柳さんは、1940年、東京美術学校洋画科を卒業。1952年に毎日新聞社主催の第1回工業デザインコンクール(現・毎日デザイン賞)に応募し、第1席で入選。1954年には金沢美術工芸大学工業デザイン科主任教授に就任した。1960年には世界デザイン会議実行委員を務め、ドイツやインドの学校から工業デザインの教授として招かれるなど、世界で活躍。1981年には紫綬褒章を受章し、2002年には文化功労者として表彰された。

 燕三条Wingでは、従来も柳さんデザインの黒柄カトラリーやトング、ザル、ボウルなどは扱っていたが、今回の展示に合わせ、さらにステンレス製の洋食器、両手鍋、フライパン、レードルなどもそろえ、合計33点を展示している。

 営業時間は、午前10時から午後6時30分まで。会期中無休。

 問い合わせは、燕三条Wing(рO256・34・7310)へ。(石山)


 2018年04月07日本紙掲載
燕三条Wing