燕の未来背負う122人、産業界挙げて歓迎
燕市H30年新規学卒就職者歓迎会
 今年度、新潟県燕市内の事業所に就職した新入社員を迎えての新規学卒就職者歓迎会が4月6日午後1時30分から、燕市吉田産業会館で開かれた。

 燕市と燕商工会議所など市内の商工団体、ハローワーク巻が主催したもので、参加したのは34社・団体から122人、昨年度の36社・団体、128人より若干減少したものの、参加者は式典で来賓のあいさつにじっと耳を傾け、研修会では社会人としてのビジネスマナーを学んだ。

 
 
 主催者を代表して、鈴木力市長代理の南波瑞夫副市長が歓迎のことば。「燕市は非常に多種多様な産業、業種が集積しています。国内の中でも、自動車産業の企業城下町を除きますと、中小企業の集積地としては日本一の地域、最後のものづくりの地域と言われています」などと、就職した燕市について紹介。「皆さんも仕事をするにあたって、その製品やサービスといったものが、エンドユーザーにどう喜んで頂けるか、どういう価値を見出していくのかを実感しながら働いて頂ければ、働く喜びは倍増するのかなと思います」とアドバイスし、県央地域でも間もなく満開を迎えそうなサクラの花に参加者をたとえて、「皆さんもこれから花を咲かせていく人材になられて、立派に活躍することを祈念しています」と話し、改めて燕市への就職を歓迎した。

 産業界を代表して田野隆夫燕商工会議所会頭は、「皆さんが社会人になられて、ここまで健康に育ててくれた家族の方に感謝をして、奨学金を頂いて大学を卒業した方もいると思いますが、きちんと働いて、きちんとお返しする。そうやって当たり前のことができるようになれば一人前の人間になれます」と話し、新入社員に夢を持ってほしいと「自分の思いを強く持つ人は必ず目的を達成します。強い思いを持って毎日仕事をする人と、そうでない人とでは、3年も経つと、追いつけないくらいの差がつきます。どんな職場でも一緒です。それを肝に銘じて頑張ってほしいと思います」と、経営者の1人として激励した。

 桜井甚一県議、高倉栄県議、中山眞二燕市議会議長代理の塙豊副議長の祝辞、来賓および主催者の紹介に続き、新入社員を代表して藤次郎鰍ノ入社した伊藤闘意さんが謝辞。岩手県出身の伊藤さんは、「親類や友人に新潟県について印象を尋ねてみると、お米、日本酒、金属製品が広く知られており、特に燕製というブランドは非常に高く評価されているように感じました。今年度から、そのような誉れ高い燕の製品に携わることができ、大変うれしく感じています。先輩の方々から多くを学び、社会に貢献できるよう誠心誠意努力するとともに、いまだ復興がなされていない岩手県を応援したいと思います」と述べた。

 式典終了後には、NTTソルコ&北海道テレマート鰍フ川崎博子さんを講師に迎えてビジネスマナーセミナーが行われた。               (石山)



 2018年04月08日本紙掲載