「7年生」に手を引かれ
初の1年生95人迎える大崎学園入学式
 新潟県の三条市立大崎小学校と同市立大崎中学校を統合し、県内初、9年間一貫の義務教育学校としてスタートを切った同市立大崎学園の入学式が、4月10日午前10時から同校で行われ、新1年生95人を迎え入れた。

 新1年生は、他校では中学1年生に当たる「7年生」のお兄さん、お姉さんに手を引かれながら入場。会場は在校生、保護者、教職員、来賓らの盛大な拍手に包まれた。

 澁谷徹也校長は式辞で、「きょうから皆さんは、この大崎学園の1年生です。とってもピカピカ輝いています。大崎学園には、2年生から9年生までのお兄さん、お姉さんがいます。どのお兄さん、お姉さんも、とても優しいです。困ったことがあったら何でも聞いて、教えてもらって、勉強や運動に取り組んで下さい。そして、あすから学校に行くときは、おうちの人に『行ってきます』と元気よくあいさつし、おうちに帰ったら『きょうは学校でこんなに楽しいことがあったよ』、『こんなことができるようになったよ』と、たくさんお話しして下さい」と、新1年生に呼びかけた。

 また、保護者に対し、「これからの学校生活では、担任だけでなく、ほかの職員にも相談して下さい。きょうからは、大崎学園の教職員92人が、子育てのパートナーとなります」と誓い、入学式のない7年生に対し、「自分だけの宝物を見つけられるように、両親、友だちと力を合わせて下さい」とエールを送った。

 澁谷校長は最後に、「大崎学園は、1つの学校となったことで日常的に先輩のたくましさにあこがれ、模範として自分の将来のあるべき姿を描きながら、学校生活を送ることができます。今までと少々文化が異なり、とまどうかもしれませんが、808人の児童・生徒、92人の教職員で、新しい学校づくりを進めて参ります」と力を込めた。

 続いて、酒井勉PTA会長があいさつ。「勉強や運動が楽しくなるよう、そして、学校が楽しくなるように、PTAとして全力で応援していきたいと思います」と述べた上で、7年生に対し、「大崎学園は今、皆さんの制服のように、真新しく輝いています。大崎小学校、大崎中学校のよき伝統を引き継ぎ、上級生、下級生と協力し、新しい大崎学園の未来をつくって下さい。そして、希望に満ちあふれた学校生活を送って下さい」と激励した。

 在校生を代表して、新入生に歓迎の言葉を述べた9年生・川村一朗さんは、「1年生の皆さんが、この大崎学園に入学することを、とても楽しみに待っていました。大崎学園は、ことしが1年目の新しい学校です。だからこそ、どんな楽しい学園生活にするか、皆さんと、私たち全員で考え、つくり上げていくことになります。一緒に、楽しい学校をつくっていきましょう。困ったことがあったら、いつでも声をかけて下さい」と呼びかけた。

 その後、シンガーソングライターの小椋桂さんが手がけた校歌を全員で合唱し、閉式。退場の際、新1年生は、7年生とともに堂々と歩みを進めていた。 (山口)


 2018年04月11日本紙掲載