「新たなビジネスモデル確立」の第1歩
24時間託児見据えた「古町わくわくちびっこ園」竣工
 新潟県三条市月岡、マルソー(株)(渡邉雅之社長)が新潟市中央区本町通地内に整備を進めていた託児所「古町わくわくちびっこ園」が4月9日、竣工した。

 内閣府が平成28年度からスタートさせた「企業主導型保育事業」の助成を受けて整備したもので、昨年2月に三条市月岡の本社敷地内に開園した「月岡わくわくちびっこ園」、昨年9月に新潟市西蒲区打越の巻潟東SLC敷地内に開園した「巻潟東わくわくちびっこ園」に続いて3件目。管理・運営はいずれも、グループ会社の(株)ファースト・ブレインが担当する。

 マルソーでは、グループ企業内で認可保育園を運営するノウハウを生かし、子育て支援による職場環境の整備に注力している。「月岡」と「巻潟東」の評判は上々で、育休後の心強い味方として社員数増加、企業イメージアップなどにつながっている。

 「月岡」と「巻潟東」がグループ事業所の利用者を主な対象としているのに対し、「古町」は第四銀行本店など近隣の金融機関、企業の従業員がメーンターゲット。従来のものよりもすそ野を広げ、夜間に働く人のニーズにも応えるべく、将来的な24時間託児を想定した「これまでとは違う、新たなビジネスモデルの確立」を図る。

 「古町」は、第四銀行本店付近の鉄骨造3階建て「MY,S本町ビル」の2階、延べ床面積116・85平方メートルを改装し、託児所として利用するもの。保育室、ほふく室、乳児室などはもちろん、夜間対応に備えて更衣室、仮眠室、シャワー室を完備している点が大きな特徴だ。

 5月1日開園予定で、子どもの入所年齢は0歳から小学校就学前まで。定員は19人で、開所時間はひとまず、午前7時から午後8時まででスタートする。立地条件のよさもあり、利用希望者からの問い合わせが相次いでいるという。渡邉社長は、「まずは、ウチが託児所もやっていることを、より多くの方に知っていただきたい。そうやって理解を深めていただく中で、雇用も生まれてくると思う」と話す。

 9日には施設見学会と竣工式が行われ、竣工式にはグループ企業はもとより、近隣の金融機関の代表者なども含め60人ほどが参列。「古町」の発展を願った。

 マルソーでは現在、上越市、長岡市、三条市で新たな託児所開設を検討しており、「これからは、従来型と『古町』のような都市型の、2段構えでやっていきたい」と渡邉社長。

 なお、託児所に関する問い合わせは、ファースト・ブレイン(рO256・32・1077)へ。 (山口)


 2018年04月12日本紙掲載
マルソーグループ