スワローズ縁、スポーツランド燕改修に
企業版ふるさと納税のアイム・ユニバースに感謝状
 新潟県燕市は4月16日、企業版ふるさと納税で100万円を寄付した東京都杉並区の不動産業、(株)アイム・ユニバース(藍川眞樹社長)に感謝状を贈呈した。燕市が企業版ふるさと納税を受けたのは、今回が初めて。

 企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体による地方創生事業に対し、寄付をした企業が地方創生応援税制による税額控除を受けられる仕組み。燕市では、スポーツランド燕・野球場のダッグアウトの拡張やバックネットなどの改修に対する企業版ふるさと納税の募集を昨年11月から初めた。

 この募集に早々に手を上げたのがアイム・ユニバース。燕市では、プロ野球・東京ヤクルトスワローズとの連携に取り組んでいるが、アイム・ユニバースはスワローズのオフィシャルスポンサーを8年間務めており、それが縁で、燕市とも2年ほど前からスワローズ関係の事業を通して連携している。藍川社長は、「東京ヤクルトスワローズのオフィシャルスポンサーをしている中で、会社として燕市に何かできることはないかと考えていた」と話した。

 今回、改修が行われたスポーツランド燕は、まさにスワローズとの連携事業の拠点。今年8月17日から19日には、スワローズと縁のある燕市、愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市の4市が持ち回りで開催しているスワローズカップ少年野球交流大会の会場にもなっており、鈴木力市長は「燕市開催に間に合うように、支援を頂きながら改修することができたのはタイミングがいい。新しい施設で一番いいプレーができるのではないか」と感謝していた。

 今回の改修では、ダッグアウト拡張、バックネット改修、フラッグポールの設置が行われ、総事業費は1987万8000円。このうち100万円が、企業版ふるさと納税により寄付で、残りは子ども夢基金と一般財源により措置し、工事は昨年11月16日から今年3月29日まで行われた。

 藍川社長は燕市出身ではないが、個人でふるさと納税も行っており、東京つばめ交流会にも特別参加している。事業を通して、市内の企業とも関係が深いと言い、16日は、寄付だけでなく、実際にスポーツランド燕を視察し、背脂ラーメンを食べ、研磨を体験した。「これをきっかけに、その都度、来させて頂きたい。そして、共に何かを作り上げられればいい」と、藍川社長は引き続きの連携も視野に入れていた。     (石山)


 2018年04月17日本紙掲載
燕市