目玉展示が充実
春の墨宝展、燕市良寛史料館
 新潟県の燕市分水良寛史料館(渡辺憲館長)は、5月2日から27日(日)まで、春の特別展「良寛墨宝展」を開催している。

 同史料館では、毎年、春と秋に「良寛墨宝展」を開催し、国指定重要文化財、県指定文化財を公開している。それぞれ年1回のみの公開となっており、春と秋で見られる作品は異なる。

 今回は、国の重要文化財として、良寛自らが筆を入れた版本万葉集の5、6、7巻など4点を中心に心月輪など県文化財2点、このほか、良寛ゆかりの人々の作品合わせて57点を展示している。

 ユニークなのは良寛の27回忌となる安政5年の良寛追悼会に参加した縁者の寄せ書き。当時の国上寺の住職、長善館の初代・鈴木文臺、分水出身の南宋画家、富取芳斎はじめ、この地域でも知られた文化人らの署名が並んでおり、慕われ続けた良寛の人となりがうかがえる。

 今回の展示では国指定重要文化財の自筆若書状類「闥百花発」や県指定文化財の心月輪など、来館者からのリクエストに応じた展示をそろえており、渡辺館長は「いつもと違ういろいろなものを展示させていただきました。目玉の展示も充実しているので、ぜひ見に来ていただければ」と話していた。

 開場時間は午前9時から午後4時30分まで。

 休館日は月曜、ただし、月曜祝日の場合は翌日。

 入館料は大人300円、学生200円、小・中学生は100円。

 問い合わせは、同館(рO256・97・2428)へ。       (細山) 

 2018年05月03日本紙掲載