研いで使う暮らし、広まる
タダフサ初夏の工場まつり、5月3日まで
 新潟県三条市東本成寺、潟^ダフサ(曽根忠幸社長)が工場に併設している直営店「庖丁工房タダフサ ファクトリーショップ」で、5月3日まで初夏の工場まつりが開かれており、県内外から包丁の購入はもちろん、研ぎ直しや修理と、お気に入りの1丁を長く使いたいという人が足を運んでいる。

 “庖丁のお医者”さん のキャッチコピーで、錆び付いたり、欠けたりした包丁を職人が修理可能かどうか診断し、同社で再生する取り組みを催しとして初めて実施している。メーカーを問わず包丁の修理依頼や問い合わせが増えているといい、1日、2日にも診断を依頼する人が来場、「この包丁はいいものか」と長く使ってきた包丁の価値を尋ねる人や、使い勝手がいいからと、コミが折れて柄がない状態で使ってきた包丁の修理を依頼する人もいたという。

 白衣姿で診断を行っていた曽根社長は「包丁は鋼がちゃんとあれば命はある。生かせるものなら生かして、大事に使っていただきたい」と話した。職人が指導する包丁研ぎ直し教室も開いており、自宅でも実践しようと砥石を買い求めていく人もいた。
 包丁研ぎが高じて砥石に興味を持つ人も増えているといい、きょうには潟tチオカが天然砥石や包丁研ぎ関連の商品を特別販売する。

 ショップでは、創業70周年を記念する「切れすぎるステーキナイフ」こと「庖丁工房タダフサ ステーキナイフ」を発売。コラボレーションしている中川政七商店で先行販売していたものを、直営店でも販売するかたち。ステーキナイフの範ちゅうを超えた切れ味で、行楽先での利用も見据えて直営店限定のオプションとして専用ケースも販売している。

 好みの刃と柄を選んで組み合わせるマイチョイス包丁は、組み合わせによって約5000円から1万円ほどで、包丁の柄を入れる作業を間近で見ることもできる。

 銘木を使ったアクセサリー作りなども行い、キッチンカーも登場予定。

 研ぎ直し教室は1回1000円で、午前9時から午後3時まで1日6回行う。

 2日も遠く島根県や、関東方面のナンバーの自動車が目立ち、家族連れでやってきた男の子は、自分の包丁を買ってほしいとねだっていた。

 営業時間は午前9時から午後4時まで。工場見学、研ぎ直し教室は正午から午後1時まで休憩する。

 問い合わせは、タダフサ(рO256・32・2184)へ。    (外山)




 2018年05月03日本紙掲載