首都圏卒業生にPR
 新潟県の三条中学校・三条高等学校同窓会(山井太会長)は、5月1日午後6時30分から、三条市旭町二、ジオ・ワールドビップで同校同窓会総会を開いた。

 今年度の幹事は平成11年3月に卒業した高校の51回生。総会の懇親会アトラクションでは、県央地域を拠点に活躍しているアマチュア落語家グループ、落語研究会県央のメンバーで卒業生の2人が落語ライブを行った。

 はじめに山井会長があいさつ。卒業生である泉田裕彦代議士、鈴木力燕市長が出席していることを紹介。「今更ながら、多彩な卒業生がいることがすごいと思います」とした。また、昨年の総会で提案し承認された「同窓会総会を考える会」について触れ、総会前の4月に行った会合の結果や答申内容を議事に挙げたことに「伝統ある同窓会ですが、もっと若い人に出席できるようにしたい。それは中間の世代にいる私の責務。その答申をきょう、みなさんにお諮りしたい」とした。

 また中田亮一校長があいさつし、学校の状況を説明。ことしの1年生は1学級減り、3年生と2年生が7学級、1年生が6学級となったことや男女の割合では男子が345人、女子が453人で女子の割合が60%であることから、卒業後の進学状況、部活動の成果などいずれも上々であることを語り、「生徒は素直ですばらしい能力を秘めた子ばかり。良き伝統校を守り、さらに発展させられる力を持っている」と語り、学校としても生徒の支援に全力で取り組んでいくことを強調した。

 議事では、「同窓会総会を考える会」のほかに平成29年度決算報告、平成30年度の活動計画と予算などについて話し合われた。

 平成29年度決算は、収支ともに予算826万6665円に対して、収入が835万7676円。支出が789万1714円で差し引き46万6602円を次年度に繰り越した。寄付金や校歌CDの販売など雑収入が増えたことや、全体的な経費の節減で繰越金は昨年から増加している。

 それに対して平成30年度予算については収支ともに827万6602円で、ほぼ前年度並み。

 同窓会総会を考える会の同窓会役員への答申の内容は全部で8項目。4月の会合の協議内容を添えて示され、総会の開催日は伝統を守り毎年5月1日を変えないとしながらも、約3500人の卒業生がいる東京都内で、若者が参加しやすい「同窓会東京大会」の開催を求めるほか、今後は任意の寄付を積極的に受けること、若い世代のためにSNSを含むネットを活用することなどを挙げ、承認した。

 関東地方の参加者からは、東京大会について「東京支部の総会が毎年7月に行われているが、それとどう違うのか」と質問があり、山井会長は、あくまで同窓会全体の取り組みであることを強調。「東京大会の前哨戦として支部総会があるように連動させていきたい」と語った。

 アトラクションに登場した落語研究会県央のメンバーは、どちらも旧吉田町出身の61回卒業生の世久利亭応契(せきゅりていおうけい)こと田辺晃一さんと運転し亭越後屋こと樋浦重一さんの2人。同会の会長でもある田辺さんは、新校舎で学校生活を過ごした世代で、「本当にきれいな校舎で、これも泉田さんのおかげ」と当時、県知事だった泉田代議士に感謝を示しつつ、巧みな話芸を披露していた。 (細山)
 

 2018年05月04日本紙掲載
三条高校同窓会総会
東京大会開催へ