栄工業流通団地、年内に公募へ
分譲開始は平成32年度〜33年度に
 新潟県三条市は、栄地区で造成事業を進めている工業流通団地について年内に入居企業の公募を開始するとともに、分譲方法や分譲価格を提示するなどの事業スケジュールを示した。分譲開始予定は当初より1年遅れて平成32年度から33年度。

 北陸自動車道栄スマートインターチェンジ近くの福島新田、一ツ屋敷新田、若宮新田の約43・8ヘクタールを既存の中央工業団地(コポス)を取り囲むようにAブロック、排水路を挟んで東側のBブロック、2ブロックに分けて造成し、区画道路や調整池、緩衝緑地などの公共施設を除いた33・4ヘクタールを、製造業、卸、運送業者などに分譲する予定。全体の設計をあらかじめ行いつつ、分譲希望の企業の移行をできるだけ反映する「セミーオーダーメード方式」を採用する。

 用地買収は昨年度で完了していたが、国土交通省の工事で発生する残土を利用するための調整の中で、「平成31年度、32年度で受け入れを想定していたが、受け入れのタイミングが平成32年度から33年度になることが分かった」ため、分譲開始が約1年先延ばしになる。

 6月27日に開かれた市議会経済建設常任委員会(山田富義委員長)の協議会で、理事者側が進捗状況を説明した。

 予定地からは室町時代の集落跡と考えられる遺跡が見つかっており、7月から11月にかけて本調査を行う。遺跡を含まないAブロックの工事に9月から着工し、平成32年度、Bブロックは来年5月頃に着工し、平成33年度の分譲開始をそれぞれ予定する。

 公共施設のうち調整池は41000平方メートル、全幅12メートルの区画道路が47000平方メートル、緩衝緑地が15000平方メートル、公園が800平方メートルとなっている。    (外山)



 2018年06月28日本紙掲載