衛星通信機器の組み立てや体感
衛星通信機器の組み立てや体感
 新潟県立新潟県央工業高校の生徒らが、7月5日、国土交通省の災害対応通信機器を使った実習を行った。

 同高校の建設工学科都市防災コースの3年生が実習で取り組んだもので、災害時に地域から必要とされる防災技術者の育成として国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所と連携して行ったもの。昨年度、県立柏崎工業高校電気科防災エンジニアコースで同様の実習を行ったものの、県央工業高校では初めての取り組み。

 午後2時10分から始まり、最初に同国道事務所の藤崎信一防災情報課長が実習の内容や北陸地方整備局の事業を説明。三条市内の国道8号線の拡幅事業や国道289号線八十里越の整備などの取り組みのほか、2008年に発足し、東日本大震災でも活躍した緊急災害対策派遣隊「TEC―FORCE(テック・フォース)」などを紹介した。

 実習では、国土交通省が災害対応で実際に使用する衛星通信装置「Ku―SATU」を使い、その稼働状態を確認。衛星通信を使うことで生じる映像や音声の遅延を体感したほか、実際にアンテナ部分の解体撤去、組み立て作業にチャレンジした。

 このほか一般の衛星回線を使う衛星携帯電話を使い生徒同士で会話を行い、その音質や遅延の発生を体感していた。

 生徒らは初めて見る機器に興味深そうに触れたり眺めたりしたほか、実際に操作し、音声の遅延を確認すると、「結構、遅れるんですね」と話していた。 (細山)


 2018年07月06日本紙掲載