9月6日からスタート
企画展「バイオロジー・オブ・メタル」
 新潟県の國定勇人三条市長は、8月8日午前9時から三条市役所で定例記者会見を開き、9月6日(木)から10月28日(日)まで、ロンドンのジャパン・ハウス ロンドンで開かれる燕三条の地場産業をテーマにした企画展「バイオロジー・オブ・メタル」を改めて紹介した。

 燕三条地場産業振興センターの事業として行われるもの。ジャパン・ハウス ロンドンは、外務省が日本についての情報発信を目的に、ロンドン、ロサンゼルス、サンパウロの3都市に開設したジャパン・ハウスの1つで、ことし6月にオープンしたもの。一般的に知られる生物学だけでなく「植物相」や「地域生態系」の意味を持つ「Biology(バイオロジー)」のネーミングで、燕三条地域の多種多様な金属加工技術、プロダクトを展示するもので、國定市長は「燕三条の職人をターゲットに、地域の職人さんによる実演をさせていただき、多くの方々に燕三条の魅力を伝えていけるのではないか」とした。

 また、会場について「製品に焦点を当てた構成となっている。たとえば、クワは国内の土の質によって形状が違う。これだけカスタマイズしていることにイギリスのチームは興味を持っているようだ。こちらは1、2種類並べても、と思うんですが数10種類を持ち込んでいる。文字情報だけでなく、文字で説明できない部分についてはスマートフォンを連動させて、動画を通じて紹介できるところもあり、とても作りこまれているように思う」とし、「ジャパン・ハウス ロンドンとしても初めての企画展ということに重圧を感じているのが正直なところで、激しいやりとりをしながら企画展を練り上げている。その苦労が報われると私は信じている」と語ったほか、会期中に燕三条地域では「燕三条工場の祭典」が開かれることから、双方のシナジー効果についても期待感を語った。     (細山)
 


 2018年08月09日本紙掲載
ジャパン・ハウス ロンドン