ターコイズブルーの桐たんす好評
1月10日まで新春初売り、茂野タンス店
 新潟県田上町原ヶ崎、㈲茂野タンス店(茂野克司社長)が手がけたターコイズブルーの桐たんすが斬新だと高評価を受けている。伝統の桐たんすを世界にPRするためのデザインが一般にも普及したかたちで、「当時は、色合いでこんなタンスが作られるのかということが成果で、それを一般に落とし込むには時間が必要と考えていたが、お客様から選んでいただきドキリとした」と茂野社長。

 2011年に加茂箪笥㈿としてフランス・パリの展示会に出展した「彩」シリーズでデザイナーの平社直樹さんがデザインした色を、古い桐たんすの仕上げ直しに採用したもの。同シリーズは海外、特にヨーロッパに向けて日本の伝統色を意識しながら、黄、青、赤、緑など従来の桐たんすにはなかった色合いで、このカラーサンプルを見た顧客が仕上げ直しにターコイズブルー、深緑色を指定した。

 茂野社長は「トノコ、焼杢、ケヤキ色などが一般的で、積極的にお勧めするものではないが、深緑色は職人も『これは、あり』だと太鼓判で、ターコイズブルーはSNSなど周りの人の評価で、よいものができたと実感している。選択肢が広がった」と話していた。

 同社ショールームでは10日(木)まで「新春初売り桐たんすセール」を開催しており、雑誌「家庭画報」の企画で製作され、昨年の6月号に掲載された「桐乱れ盆」、デザインスタジオ・モノクロがデザインした「モノクロチェスト」など意匠性の高い製品の展示販売に加えて、展示品の割引や、再生した桐たんすが20万円台のアウトレット販売、桐の端材の販売も行っている。

 営業時間は午前10時から午後5時まで、問い合わせは(℡0256・57・3610)へ。        
                             (外山)


 2019年01月08日本紙掲載