この時期の風物詩、店頭に
飴屋本舗にも天神講菓子
 学業成就や子どもの健やかな成長を願う「天神講」の菓子が、新潟県燕市内の各店舗に並び始めた。燕市の飴屋本舗(遠藤重治さん経営)では、2月1日から天神講の粉菓子の販売を開始する。

 天神講は、学問の神様として知られる菅原道真公にあやかった伝統的な風習で、天神様(道真公)の命日である毎年2月25日になると、床の間に天神様の掛け軸を飾る。

 燕市などには、天神様
(道真公)や縁起物をかたどった菓子を供える習わしがあり、「食べると頭がよくなる」といういわれもあることから、受験シーズンの合格祈願に用いられることも多い。

 飴屋本舗でも、毎年この時期になると天神講菓子を製造・販売しており、「期間中は、1日に100個くらいは作っています」。メーンとしている粉菓子は、天神様をはじめ松、竹、梅、鶴、亀、「めで鯛」、えび、桃、バナナ、ブドウ、竹の子の12種類で、特に天神様と梅の人気が高い。菓子職人が手際良く型押し、色付けを行い、1つ2つ丹精込めて仕上げる。

 市内の各観光施設で菓子展が開催されるなど燕市を挙げて天神講をPRしていることもあり、周囲からの関心は高まる一方。飴屋本舗には、ことしの年明けから販売時期に関する問い合わせが相次いだといい、「お待たせ致しました。ことしも天神講の菓子を味わっていただき、ご利益を授かっていただければ」と呼びかけている。

 粉菓子の価格は300円ほどから1300円ほどで、天神様は大サイズが税込み650円、小サイズが税込み500円。また、オリジナル商品の「天神講サブレ」を税込み180円で取り扱っている。

 営業時間は、午前9時から午後7時まで。月曜定休。

 問い合わせは、飴屋本舗(рO256・62・2051)へ。   
                              (山口)


 2019年02月01日本紙掲載