巡る季節、趣深く
収蔵作品日本画展「冬から春へ」3月31日まで
 新潟県新潟市西区山田、雪梁舎美術館は、3月31日(日)まで同美術館で企画展
「冬から春へ」を開き、冬あるいは春の風情が情緒豊かに描かれた日本画30点ほどを展示している。

 同美術館が収蔵する日本画を通じて、冬から春に向かう季節の移り変わりを表現した企画展。新制館には冬、常設館には春を感じられる作品が並び、今の時期にもってこいのテーマ、情景が来館者の関心を集めている。

 冬がテーマの作品には、山や花、建物などに雪が映える作品が目立ち、加茂市出身の番場春雄が描いた「雪の椿」では、降り積もった雪の中から鮮やかな花びらをのぞかせる同市の花・ユキツバキが目を引く。

 燕市出身の横山操が描いた「雪国」は、“三八豪雪”として知られる昭和38年の大雪をモチーフにしたもので、雪が屋根を覆い尽くした当時の光景が、縦212・5センチ、横121・6センチの大作からうかがえる。

 春がテーマの作品は、モチーフはサクラやウメといった春の花をメーンに据えたものが目立つ。花の近くに小鳥や蝶々、人の輪を描いたものもあり、春らしい穏やかでのどかな雰囲気が伝わってくる。

 開館時間は、午前9時30分から午後5時まで。月曜休館で、祝日・振休の場合は翌火曜日が休館。

 入館料は500円、中学生以下無料。

 問い合わせは同美術館(рO25・377・1888/FAX025・377・1881)へ。
                                                (山口)


 2019年02月07日本紙掲載
雪梁舎美術館