電動化、景観対策などトレンド抑え
金武コレクション、三条商工会議所で
 三条市興野三、金武(株)(金子太一郎社長)の展示会
「金武コレクション」が7日、8日の2日間、三条商工会議所1階チェンバーズホールで開かれており、今春発売予定の新商品をはじめ、設立50周年を迎えた同社が取り扱う70社以上のメーカーが注目度の高い商品を紹介している。

 エンジン付きの作業機器も電動化が進む中、「BIGMマルヤマ」は3月発売予定の電動刈払機を展示している。電動刈払機はライトユーザー向けのイメージがあるが、農家や林業家などのヘビーユーザーが納得できる仕上がりを目指して開発したもの。畦などの水際でも使え、替刃やナイロンカッターは従来品を利用できるなど使い勝手はエンジン付きと変わらず、騒音が抑えられ住宅地でも気兼ねなく使えるメリットもある。

 分割式を採用し持ち運び方法や保管場所を選ばない、
「レジを通過できるサイズなので売り場にも利点がある」という。高速、中速、低速の3つのモードがあり、90分の充電で稼動時間は45分から業界最長の320分、低速モードでは草が当たった時に自動で回転を上げる機能もある。価格は18ボルト・2.5アンペアタイプが2万円前後、36ボルト・5アンペアタイプが3万円前後の見込み。

 青、緑、黄色、オレンジなど派手な色が主流だった、防風、防鳥などのネットも住宅やまちの景観に配慮した落ち着いた色合いが出始めている。日本マタイ(株)の「景観対策」シリーズは、ブラウンを基調に従来品と比べて目立ちにくい。住宅のベランダやフェンス、カーポートに加え、ゴミの集積場、戸別収集向けなどで価格は500円ほどから、来年の東京オリンピックに向けて都市景観を見直す自治体からも注目されているという。一般住宅向けは年末年始にも提案し、農業用が主流で動きに繁閑があるネット資材の冬商材の位置付けでもある。

 家庭菜園の農家の中間に位置するセミプロをターゲットにしているという第一ビニール(株)の「菜園ダイムハウス」は1坪から5坪までのミニビニールハウスで、ユーザーが自ら組み立てられるシンプルな構造ながら部材は一般的なビニールハウスと同等で、作物を雨や寒気から守るだけでなく、フィルムを取り換えることで物置として利用することもできる。ファスナータイプの入り口からドアタイプに改良したが、自社工場での製造で2万5000円ほどからと他社よりも求めやすい価格設定。

 樹脂、介護、LED、清掃、収納用品、ホース製品なども展示しており、初日の7日午前には来場者が後を絶たなかった。見学のみの来場も可能で、同社では「気軽に来場を」と呼び掛けている。

 開場時間は午前9時30分から午後4時まで。
                                    (外山)

 2019年02月08日本紙掲載