女子サッカー新潟からW杯、五輪も
アルビレディース川村、上尾野辺選手らコロナ訪問
 アルビレックス新潟レディースの川村優理選手、上尾野辺めぐみ選手が3月5日、ユニフォームスポンサーの新潟県三条市東新保、潟Rロナを訪問し、小林一芳社長ら役職員に21日
(木・祝)開幕のプレナスなでしこリーグや同リーグカップ戦への意気込みを語り、県内での女子サッカー普及に向けて、子どもたちに同リーグや皇后杯(全日本女子サッカー選手権)で活躍する姿を見せることを誓った。

 今シーズンから同チームを率いる奥山達之監督、アルビレックス新潟から独立した潟Aルビレックス新潟レディースの山本英明社長もコロナを訪問し、アルビレディースとして独立採算で迎えるシーズン初年度の飛躍はもちろん、6月のフランスワールドカップ、来年の東京オリンピックを見据えて、強豪国と比べて圧倒的に少ない女子サッカー人口の増加や盛り上がりを新潟県から広げていきたいと述べた。

 同チームは2014年からなでしこ1部リーグで戦い、リーグ戦最高3位、皇后杯では2015年、2016年をはじめ4度、決勝戦まで進んだ。川村選手、上尾野辺選手とも日本代表・なでしこジャパンに選ばれていて、アメリカ遠征中の阪口萌乃選手や、中村楓選手、平尾知佳選手、北川かおる選手と代表経験のある選手も多く所属する。

 新潟市出身の川村選手は、アメリカ・ノースカロライナカレッジからの移籍だが、中学生で草創期のアルビレックス新潟レディースに入団して長く同チームでプレーした経歴があり、古巣へ2年ぶりの復帰。

 奥山監督も2011年にチームが皇后杯決勝に進出した時の監督で7年ぶりの監督就任。選手時代にはアルビレックス新潟や前身のアルビレオ新潟などでプレーした。

 チームは3日まで栃木県で強化合宿を行い、5日から県内での練習を開始した。奥山監督は「チームは前向きにいい方向に行っている。お客様が沸くような、人が飛び出て行くような状態で、守備も整える。しっかり守ってどんどん走るサッカーを」と、今シーズンの目標を語った。

 上尾野辺選手は「奥山監督の目指しているサッカーを伝えていきたい」、川村選手は「ケガしているので、まずは復帰してチームに貢献できるようがんばりたい。復帰戦にはぜひスタジアムに足を運んでいただきたい」と5月頃に予定する復帰戦に来場を促していた。

 山本社長によると、新潟県内に限らず女子サッカーは小学校で始めた子どもが中学校で続ける受け皿が少なく男子に比べて選手人口が圧倒的に少ないため、「地域での触れ合いを通じて、サッカーは楽しい、かっこいいと思ってもらえるように」と話していた。

 コロナの小林社長は「マネージャは組織を高めながら、付加価値を付けるのが仕事。サッカーでいう付加価値は勝利で、ぜひとも勝利を」、「現状に満足せず、常に動き続けるのは我々のビジネスと同じ」と両選手や監督らを激励していた。        
                                                (外山)


 2019年03月06日本紙掲載