来場者1万人超、メモリアル展の呼びものに
ジャイアント馬場さん懸垂幕、三条市に寄贈
 東京都渋谷区道玄坂二、東急百貨店本店は3月12日、同店で昨年12月29日からことし1月7日まで開催した「ジャイアント馬場20thメモリアル〜ジャイアント馬場展〜」で使用した懸垂幕を、三条市に寄贈した。

 同展は、1999年に逝去した三条市名誉市民のプロレスラー・ジャイアント馬場さんの没後20年を記念して開催したもので、馬場さんの肖像権を保有している鰍g.J.T.Productionが主催した。チャンピオンベルトやリングシューズなど約50点を展示したほか、大仁田厚さんなどプロレス界の「レジェンド」たちによるトークショーなどのイベントも実施。期間中の来場者数は、10日間で延べ1万人を超えた。

 懸垂幕は、同展のメーン広告にと東急百貨店が業者に発注して制作されたもので、縦17・5メートル、横3・4メートルの特大サイズに在りし日の馬場さんをデザイン。期間中は屋外に掲示し、渋谷区を行き交う人々の目を引き、集客に一役買った。

 この日午後1時30分ころ、東急百貨店本店の石田晃也営業統括部長、馬場さんの妻・元子さんの姪でH.J.T.Production取締役の緒方理咲子さんらが、馬場さんの功績を伝える有志団体「三条ジャイアント馬場倶楽部」(中條耕太郎会長)の面々とともに三条市役所第一会議室を訪れ、國定勇人市長と面会した。

 第一会議室には寄贈する懸垂幕を飾ったが、サイズの関係で馬場さんの顔を見せるのが精いっぱい。國定市長は懸垂幕の迫力に目を丸くしながら、「すごい高さですね」、「どこに、どうやって飾ろうか」と考えを巡らせていた。石田営業統括部長は懸垂幕について、「どこかに飾るのが1番だとは思いますが、市民の方々にいろいろなアイデアを募るというのも、1つの手段だと思う。そうやって市民を巻き込んで、そこから何か良い発想が出てきたら面白いのでは」と話していた。

 同展では、馬場さんのプロレスラー時代の品のほかにも、馬場さんが描いた油絵なども展示したという。「プロレスラー“ジャイアント馬場”としてはもちろん、1人の人間“馬場正平”としての一面も、改めて紹介したかった」という緒方さんの思いに、國定市長も共感していた。
                               (山口)


 2019年03月13日本紙掲載
東急百貨店本店