特殊詐欺防止クリアファイルなどデザイン
新潟デザイン専門学校学生2人に感謝状
 新潟県の燕警察署(澁谷正夫署長)は3月8日、燕地区職場警察連絡協議会と共同作成した「特殊詐欺被害防止クリアファイル」、または
「燕市犯罪白書」掲載の広報チラシのデザインを手がけた新潟デザイン専門学校の学生に、感謝状を贈呈した。

 同校の学生がデザインを協力するのは2年連続で、昨年度はカレンダーを作成したが、今年度は趣向を変えてクリアファイルとチラシ。同校デジタルデザイン科の学生から寄せられたデザイン案16点を、昨年12月中旬からことし1月10日ころまで同署ロビーに掲示し、来庁舎と署員が審査した。

 この日午前10時30分、デザイン案がクリアファイルに採用された井海田夕稀さんと、チラシに採用された長谷部奈菜さんの2人が引率の教員とともに同署を訪れ、澁谷署長から感謝状を受け取った。

 井海田さんのデザインは、特殊詐欺を働く犯人から電話を受けた年配女性をその心情とともに表現しており、「こういった場合どのように行動すればよいのか、皆さんに分かりやすいようにと心がけました」。長谷部さんの作品は、鳥の「サギ」と「カモ」でしゃれっ気たっぷりに注意喚起しており、「特殊詐欺は身近にあるものだと感じていただきたくて、ポップなイラストを前面に押し出しました」と話した。

 クリアファイルもチラシ(燕市犯罪白書)も大量に作成されており、関係者を通じて市民に配布される。澁谷署長は、「お二人の思いが、イラストを通じて地域の高齢者の方々に伝わり、特殊詐欺被害を防いでくれることを」と願っていた。       
                                              (山口)


 2019年03月13日本紙掲載
燕署