燕こども園 カンカン・福服贈呈式
ことしは過去最高の回収量児童書312冊に
 空き缶や古着を回収し、その売却益で子どもたちの児童書を購入し寄贈する新潟県燕市の資源ごみ回収・子育て支援連携事業「カンカンBOOK」、「福服BOOK」の児童図書贈呈式が、3月13日、燕市立燕こども園で開かれた。

 カンカンBOOK事業は、事業所などで発生したアルミ缶やスチール缶などの空き缶を回収し売却、その収益金で子どもたちのための児童図書を購入する取り組みで、ことしは参加事業所が1事業所増となったこともあり、アルミ缶・スチール缶合わせて3660キログラムを回収。売却益は昨年を約9万円上回る過去最高の33万5690円となった。

 一方、福服BOOK事業は、古着や靴など再使用できるものを回収し、業者を通じて東南アジアに送り、その売却益で児童書を購入する事業で、今年度は回収場所を市役所燕庁舎から吉田の本庁舎に移動、さらに回収時間を年末年始以外無休に拡充したことにより、今年度は昨年度の5割増しの6万7540キログラムを回収。売却益も昨年度から大幅増の6万7540円となった。

 
 
 
 この売却益により今年度は312冊を購入し、市内の幼稚園・保育園、こども園20施設に贈呈。施設を代表して同こども園で贈呈式が開かれる運びとなった。

 鈴木力市長は、開会あいさつで、同こども園の年中児に向けて「きょうはみなさんに本をプレゼントにやってきました。この本はみんなの飲んだジュースの缶、お父さんやおじいちゃんが飲んだビールの缶を集めて買ったものです。また、ジュースの缶を集めてくれれば本になるかもしれません」とし、家族にも伝えてもらうようお願いしたほか、関係者に向けて「今回は40万円を超える収益があり、全部で312冊を20施設に贈呈できることになりました」と事業結果を報告。「協力していただいた事業所のみなさん、市民のみなさんに感謝したい」と語った。

 贈呈は、カンカンBOOK事業参加事業所を代表して、㈿つばめ物流センターの丸山克繁理事長が、福服BOOK事業を代表して鈴木市長がそれぞれ児童書を園児らに手渡した。

 園児からの「たくさんの絵本をありがとうございました。大切に使わせてもらいます」というお礼の言葉に、参加事業所の代表者らは笑顔と拍手で応えていた。

 そのあと、早速、新しい児童書の読み聞かせを行い、子どもたちは楽しそうに物語に耳を傾けていた。

 なお、カンカンBOOK事業の参加事業所は次の通り。(順不同)        (細山)
▼燕運送㈱▼三宝産業㈱▼和平フレイズMS㈱▼森井紙器工業㈱▼燕三条エフエム放送㈱▼あいせき㈱▼白根ガス㈱▼㈲片力商事▼焼肉飯店松燕▼佐川急便㈱越後吉田営業所▼㈿つばめ物流センター(協力13社)、㈱吉田環境衛生公社▼NPO法人ふれあいパーク久賀美▼㈱遠藤孝商店▼ヒロセ㈱新潟工場▼燕市役所職員互助会  


 2019年03月14日本紙掲載