眠育の効果に手応え、地域巻き込み実践
燕南小、文部科学大臣賞で表敬
 3月7日、東京都渋谷区、国立オリンピック記念青少年総合センターで「早寝早起き朝ごはん」の推進運動により文部科学大臣表彰を受賞した燕市立燕南小学校の佐藤研一郎校長と、同学校で、眠育運動を主導した保健委員会の前期、後期の委員長を務めた6年生の須藤綾香さん、大久保祐隼さん、さらに地域やPTAの代表らが、13日午後2時30分、燕市役所を訪れ鈴木力市長を表敬、受賞を報告した。

 同表彰は、子どもたちの基本的な生活習慣の定着、向上に向けた取り組みの推進を目的に隔年で実施しているもので、今回は全国の53の活動が表彰されており、燕市内では初の快挙となった。

 同小学校では、子どもたちに睡眠の働きを正しく理解してもらい、規則正しい生活リズムが身に付けられるように子どもたちの実態調査を実施、学級担任が指導を実践、さらに家庭や地域と交流し市内外も対象とした眠育講演会を開催するなど地域を挙げた取り組みが評価されたかたち。

 取り組み開始から4年目の快挙に、佐藤校長は「子どもたちの睡眠への関心は高くなっています」と報告。前期の委員長を務めた須藤さんは「信じられなかったけど、うれしかった」と喜びを語った。

 6年生2人は、これまで市の「子ども記者」としても活躍するなど、市の事業に積極的に参加している鈴木市長の顔見知りで、「すごい。これなら自分たちの子ども広報を作らなきゃだね」と鈴木市長。

 取り組みの効果について、佐藤校長は「給食もすごく食べられるようになった。残食もほとんどない。成績にも間違いなく結びついていると思います」と胸を張った。

 今は「午後9時30分には眠るようにしている」と話す須藤さんも「テスト中もぼうっとしなくて集中できるようになった」と説明。また「普段は10時ころに寝て、『めざましテレビ』の占いが見たいので6時には起きる」という大久保さんもそれなりに効果を実感しているようす。

 また、大久保さんが市長へのお土産代わりに、活動に使ったシールをプレゼント。オリジナルのキャラクターの描かれたシールに鈴木市長も興味津々の様子で、そのデザインについて2人に質問していた。
                                                (細山)


 2019年03月14日本紙掲載