すぐできる成功体験! 奥深さが魅力!!
「とにかく目立って、けん玉広めたい」
新潟けん玉部GATAKEN
 「『やった!』という成功体験が手元ですぐにでき、老若男女関係なく技を磨いて楽しめる」、海外で人気に火が付き全国的なブームになっているという「けん玉」の魅力について、新潟県の新潟けん玉部GATAKEN(ガタケン)代表の長谷川哲朗さんは語り、その魅力を新潟県内に広めたいとさまざまな施設でのイベントや教室、テレビ出演、時には個人レッスンまで行っている。「けん玉を広めるためにもっと目立ちたい、いつでも誰でも気軽に来られる拠点を持てたら」と目標を掲げている。

 ガタケンは全国的に盛り上がっているけん玉ムーブメントを県央地域をはじめ新潟県内に広めていこうと2016年に結成されたチームで、19歳から29歳の6人のメンバーが全県の商業施設や福祉施設、地元の祭りなどでパフォーマンスを披露したり、けん玉教室やワークショップなどを開催し積極的に活動している。

 6月には長岡市のリバーサイド千秋で「ガタケンフェス 新潟けん玉フェスティバル」を開いて約700人が来場、昨年のNHK紅白歌合戦では「けん玉大使」の演歌歌手・三山ひろしさんのバックの「けん玉ヒーローズ」の一員として出場したり、パラリンピックアーチェリーのモンゴル代表団を前にパフォーマンスを披露したこともある。「『どんなけん玉を使ったらいいか』という質問が多いため、自信を持って勧められるけん玉を」と、ガタケンオリジナルのけん玉も開発した。

 長谷川さんは燕市出身、三条市内の保育園で働く保育士で、保育園にあったけん玉を保育に生かそうと考えたのが、けん玉を始めたきっかけ。「簡単な技でも、できた。楽しいと実感でき、1つ成功するとまた次というように、子どもによっては1時間以上も熱中することがある。これは本当にすごいこと」と、保育士の目線でもけん玉に魅力を感じている。インターネットで動画を見るなどして独学でけん玉の技を習得して約3年で、公益社団法人日本けん玉協会認定の5段の腕前。

 昔遊びのイメージが強かったけん玉は海外に渡ってスケートボードやエクストリームスポーツを楽しむ人たちの間で人気に火が付き、いわゆるストリートカルチャーの要素を強めて日本でもブームとなった。けん玉発祥の広島県廿日市市では一般社団法人グローバルけん玉ネットワークの主催で約20カ国からプレーヤーが集まる「けん玉ワールドカップ」も開かれているほどで、諸説あるが技(トリック)の数は約3万種類を超える。

 県央地域では、三条市柳沢、グリーンスポーツセンターで毎月定期的に「けん玉交流会」が開かれており、長谷川さんらガタケンメンバーと地元の愛好者が技を磨き合っている。この交流会では日本けん玉協会の級位認定を受けることもでき、小学生の段位取得者や家族ぐるみで参加する人もいる。

 ガタケンとしても、燕市体育センターで毎月、けん玉教室を開催。直近では11月11日(日)午前10時から正午まで。誰もが参加できる。

 長谷川さんは「自分自身が独学で遠回りしてきたので、せっかく始めたなら長く続けてほしいと思っています。けん玉に関することなら何でも相談してほしい。ガタケンの存在がけん玉をする人の刺激になれば」と普及活動に取り組む。若者だけでなくお年寄りでけん玉を始めたいという人も目立つようになっているという。

 県外のけん玉プレーヤーたちからも「これだけイベントをするチームはない」と驚かれるという行動力の源は、手軽にできる反面にある奥深さ、単純な面白さで、午後6時30分から始まるけん玉交流会では「熱中し過ぎて翌日未明となっていることもある」と笑った。

 けん玉をこれから始めたい人には、玉が2色、3色に分かれている3000円台のものがオススメで、交流会や教室に参加するか、「気軽に相談を」と長谷川さん。 (外山)

 問い合わせは、メールniigatakendamateam.gataken@gmail.com、
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 2018年10月25日秋季特集号掲載